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マグナム北斗が今明かすAV創世記
Vol.11 豊丸

昭和のAV黎明期の話


 先日、大阪で行われた『劇場版テレクラキャノンボール2013』の上映会後のトークイベントにゲストで呼ばれたんよ。
 今じゃベテランと言うより重鎮て感じもしてきたAV監督カンパニー松尾と、こちらも独自の世界観を繰り広げるAV監督のバクシーシ山下。それに女流官能小説家の花房観音女史と俺の4人で、ま
ぁ色々と外では言えないような話をしてきたわけですわ。

 オモロかったかどうかはわかりませんが、松尾とも山下とも久しぶりに会って思い出したので、今日はその頃の話でもしましょうか。
 あれはもう30年近く前の話。今は亡き石垣章監督の現場でした。主演は当時人気の豊丸。

 俺は男優で、山下と松尾はADだったのかメーカーから派遣されたアシスタントだったかは忘れたけど、とにかくこの現場で出会ったんよ。実は俺、覚えてなかったんやけどね。

 当時の豊丸はとにかく出せば売れるってくらい人気で、まぁ顔とかスタイルとかっていうよりは、アソコを使ったパフォーマンスがあまりにも壮絶だったんで、怖いもの見たさなのか、何がスケベでナニで勃起するのかわからんくらいやったけど、とにかく各メーカーで豊丸を出しまくってたんよ。

 とは言うもののやることにも限度があるわけですわ。アソコに大根が入ろうが、巨大ディルドゥが入ろうが、腕が入ろうが結局やることは似て来るわけですよ。

 そうすると作り手は悩むわけですね。どうにかして他のAVと差別化を図りたくなるのは普通ですわ。現にこの現場でも大根以外にレモンが入ったとか、アソコに男のモノを2本入れたんやなかったかなぁ。

 ちなみにこの2本刺しって、やった女に聞くと、この世のものとは思えないくらいキモチエェらしいけど、やる方の男としたらこの世のものとは思えないくらいキモチ悪いんよ。マグナム砲に他の男のモノがこすれるわけやし、相手のタマがペタペタ当たるしね…。思い出しても寒気してきたなぁ…。

 その話はエェとして、入れるモノが変わっても結局同じやなぁって話になって、監督がなんかないかって聞いて来たんよ。それで俺が、今まで散々大根を入れてるんで、そのうち大根農家とか余計な団体が怒って来たらややこしいんで、入れた大根はスタッフで食べてますってことにしたらエェんちゃうかってアホなこと言うてみたんよ。
 そしたらそれはくだらないからやろうってことになってね。
 カラミの最中に右下の別画面で、俺が風呂吹き大根を作ってるシーンを延々流して、料理のキーポイントになると我慢の大小を逆にしたりして、最後は出演者とスタッフで楽しそうに風呂吹き大根を食べるシーンでエンディングっていう、視聴者にしたらなんやねんて作品になったんやけど、当時はそんなことして遊んでも許されたんですわ。今とはエライ違いです。

 ちなみに俺はこんなことも多くて、男優で行ったのに、飯作っただけで帰ったなんて現場が何回もありました。

 昭和のAV黎明期の話でした。
『大淫シンドローム/豊丸』
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